2021/09/16
SKCはプラスチックの代替素材を開発するTBMとJV「SK TBMGEOSTONE」を設立した。生分解LIMEXの常用化のための研究開発及び設備投資を推進し、2023年をめどに量産を目指す。
炭酸カルシウムを樹脂に高充填するTBMの材料設計技術とSKCが保有する高強度生分解性プラスチック(PBAT)を活用することで、従来の生分解性プラスチックと比較して価格競争力を有し、耐熱性と耐衝撃性を備えた生分解性LIMEXの開発が期待できる。
SKC関係者は、「高品質の生分解LIMEXの常用化で環境にやさしい素材市場を拡大し、プラスチック問題と環境汚染問題の解決に貢献していきたい。またこのような環境ビジネスを拡大し、`2030年プラスチックNET ZERO’を目指しながら、ESG経営を強化していきたい」と述べた。