SKCはプラスチックの代替素材を開発するTBMとJV「SK TBMGEOSTONE」を設立した。生分解LIMEXの常用化のための研究開発及び設備投資を推進し、2023年をめどに量産を目指す。
炭酸カルシウムを樹脂に高充填するTBMの材料設計技術とSKCが保有する高強度生分解性プラスチック(PBAT)を活用することで、従来の生分解性プラスチックと比較して価格競争力を有し、耐熱性と耐衝撃性を備えた生分解性LIMEXの開発が期待できる。
SKC関係者は、「高品質の生分解LIMEXの常用化で環境にやさしい素材市場を拡大し、プラスチック問題と環境汚染問題の解決に貢献していきたい。またこのような環境ビジネスを拡大し、`2030年プラスチックNET ZERO’を目指しながら、ESG経営を強化していきたい」と述べた。
■ SK TBMGEOSTONE Co., Ltd概要
社名 SK TBMGEOSTONE Co., Ltd
代表者 Youngsun Shin
本社 27, Godeung 1-gil, Iwol-myeon, Jincheon-gun, Chungcheongbuk-do, Korea
設立日 2021年9月16日
事業内容 生分解性LIMEXの開発・製造・販売
■ 株式会社TBM
代表取締役CEO 山﨑敦義
本社 東京都千代田区有楽町1-2-2 15F
設立 2011 年
資本金 234億2,993万円(資本準備金含む)/ 2021年7月時点
事業内容 環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等